【ドイツ生活】大晦日
クリスマスも終わるといよいよ大晦日です。
ドイツ語ではジルベスターと言います。
日本は家族で静かに正月を迎え、初詣に行きますが。ドイツは友達や彼氏、彼女と騒ぎまくります。ドイツ人は家族と過ごし、日本人は彼氏、彼女と過ごすのでちょうど逆の感じになります。
では大晦日ドイツ人はどの様に過ごすのでしょうか?
なんと
打ち上げ花火を各自で打ち上げるのです。
打ち上げ花火といっても日本のロケット花火の少し大きな感じのものです。
家の庭先、公園、ライン川沿い、ケルンの大聖堂広場様々なところで打ち上げます。
こちらも老若男女問わずに打ち上げますが若者は町の中心街やみんなが集まる広場や公園に行きます。
子供連れは家の庭や玄関先で打ち上げます。
では何が違うのでしょうか?
想像して観てください。
花火はロケット花火を大きくした感じのものです。綺麗ですが煙、音凄まじいです。
綺麗ですが怪我や火傷をする人は毎年多いです。
年始から怪我なんてするもんじゃありません。
小さいお子さん、年配の方は人の集まるところは避けてください。
好奇心だけで行くと怪我します。
公園や人の少ないところで見学するか花火をしましょう。
若者は人混みに突っ込んで行くのもありかと思います。ケルンですと大聖堂からライン川沿いに行くと大勢の人が花火を上げています。
見るだけでも楽しいですが実際打ち上げて見るのもいいかもしれません。
ただ、言っておきますがかなり危ないです。
カウントダウンですしほぼみんな飲んでます。
ビール瓶が割れて破片が散らばっていたり、ロケット花火が倒れて人混みに発射することもあります。耳元で花火が爆発し火傷することもあります。
十分に注意してください。
では、花火はどこで買えばいいの?
と思いますが。
クリスマス前までは売ってません。
ドイツは大晦日の時以外打ち上げ花火禁止です。スーパーも26日までは休みです。
27、28日ごろからスーパーで売り始めます。
広告もたくさん出てみんなが一斉に買い始めます。馬鹿な中学生、高校生ぐらいの子はこのころになると人めがけて花火を打ってくる子もいます。こちらも気をつけてください。
ケルンでは2、3年前でしたが大晦日、年明けにかけて移民者による暴行、レイプ事件が発生しました、中央駅でです。また、ベルリンなどではクリスマスマーケット狙うテロも増えています。ドイツを満喫するのもいいですが、外国にいることを忘れないでください。
まとめ
-大晦日ドイツ人は打ち上げ花火をする(カウントダウンの時)
-年配の方は子連れはあまり人混みに近づかず人の少ない広い場所で花火を鑑賞、又はあげる。
-大晦日は怪我や暴行、犯罪が多い。
楽しいはずの年明け、旅行が最悪の思い出にならない様に細心の注意を払って花火を楽しんでください。
p.s 大晦日の18時ごろにケルンお大聖堂で今年度最後のミサがあるので花火の前にミサに参加するのもありかもしれません。
あと、大晦日の日、お店は14時ごろまでは空いてますがその後ほぼ閉まります。
年明けのお酒やつまみ、花火等は大晦日の午前中には調達しておきましょう。
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